私の親父は今月で90歳になった。 そこで 子供、孫が集まり
近くの松代温泉・国民宿舎「松代荘」で卒寿祝の昼餉の会を設けた
卒は卆とも書き 九十と読めることから
90歳のお祝いを 卒寿と呼ぶのだそうだ
親父は長年高校の教員をしていたが、組合活動に熱心なあまり
出世には縁遠く、最後まで平の国語教員であった。
漢文、書道に秀でており 今でも人のつてを頼って親父に
古文書や額の毛筆を読んで貰いたいと何人もがやってきます。
今日も宴会場の四方に懸かる額の意味を読み下してくれましたが
こちらは 何のことやら チンプンカンプンである。
そして 何かの折には いつも自作の漢詩を作ってくれるのだ
子供の結婚だとか 独立だとか 孫の誕生には漢詩をもらった。
今日も自分の卒寿祝の 七言絶句(?)を作ってきた これだ!
それに加えて 九十の今の心境やこの地の様子を歌詞にして
童謡「春の小川」の曲にあてて作って来ました 3番まで!!
もちろん 子供・孫全員で合唱しました。
親父は趣味が謡曲で、不器用ながらも60年以上コツコツと精進し
今でも毎日自宅で仕舞いのれんしゅうを1時間欠かさず、
2か月に一度は会に出て舞ったり、東京の宗家に出向いて
稽古をつけてもらっています。
前出の写真のように 毛筆も達者だし 車も運転して
一人でどこへでも出かけます。
何より、元気でいてくれるのが一番ありがたいですが、
マゴマゴしてると、こちらが 介護されかねません。
自分の健康に気をつけなければ・・・・
この記事へのコメント
よっち
オーナー
ありがとうございます
お義母様もそうなんですね
おめでとうございます。