冬の訪問者

画像 21年前、
 登窯を築き
 独立した時
 冬になると
 きれいな小鳥が
 工房の軒下に
 やってきました

(これは ジョウビタキ(多分))

その時図鑑を買い込み、名前や生態を調べると
キビタキ という鳥でした。
その後 毎年冬になるとその鳥はやってきました。

そのころ 渓流釣りに夢中になっており、
薪ストーブ用のナラ・クヌギ薪の中に潜んでいる
ナラ虫(カミキリムシの幼虫)を釣りの餌用に
集めていました。
ストーブの焚き付け用に、太い薪を小割りにしながら
出てくる幼虫を拾うのですが、あまりに小さい虫は
役に立たないので、捨ててしまいます。
キビタキは、そのおこぼれをいただくために
寄って来たのかと理解し、野鳥寄せの餌台なども
作ったりしました。
ちなみに、ナラ虫は早春の岩魚には効果絶大でした。
しかしその後エサ釣りからフライフィッシングに転向
したため、エサ集めをしなくなってしまいました。

そのためか、それとは無関係なのか その頃から
キビタキは姿を見せなくなり、代わりにジョウビタキが
訪ねてくれるようになりました。

ジョウビタキなどは愛らしくてほのぼのするのですが
さすがに山奥、カモシカは毎日のように窓から見ますし、
あるときなど、繁殖シーズン競い合う2頭のカモシカが
山中を追いかけっこをしていて、外で作業していた僕の背後の
崖を走り下ってきて 僕の両脇を駆け抜けていったことがありました。
あのときはホント死ぬかと思いました、
その後 あっというまに深い沢を挟んだ対岸の斜面を
2頭が駆け上がっていく様子を見た時は、
野生の動物の底力を見せ付けられました。

他にも、朝 気づくと庭に落とし穴のような大きな穴が開いており、
そこは数日前気づいた 地蜂(黒スズメバチ)の巣があった所でした。
足跡もありました、そう 熊でした。
夜の間に蜂の巣を掘り起こしていったのです。

さすがに熊はそうそう出会えるものではないですが
ここ地元で姿を見たことは一度だけ、
いまから20数年前、独立の候補地を探して
山の中の集落を回っていた時、頭上の斜面の藪の中で
なにやらガサガサ音がする。
季節柄 キノコ摂りの人でも居るのだろうと
顔を向けると、藪の中からガサッと顔を出したのは 真っ黒い熊! 
幸い目は合わず 向こうは気づいていない様子、 
静かに 静かに後ずさりして車に乗り込み
音を立てないようにそっとドアを閉めたのでした。

画像



その頃ガンバッテいた工房は手狭になったため9年前に
現在の地に移転したのですが、 ここ新しい工房にも、
4~5年まえから ジョウビタキが毎冬 顔を見せて
工房の軒下から窓を覗き込んでくれるようになりました。
モズが現れ、その後ジョウビタキが顔を見せると
今年も冬になったなあと感じるのです。

環境も変わり、増えすぎたカモシカは調節されて
当時と比べ 目にする機会は少なくなってしまいました。
その代わり、夜行性のため姿はあまり見ないものの 
熊 イノシシ サルの農業被害が激増しています。

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この記事へのコメント

  • 陶人(陶亡者改め)

    明けましておめでとうございます。
    先日ご訪問していただきましてコメントを頂きました和楽窯。陶亡者改め陶人でございます。すっかりお礼が遅くなってしまいまして誠に申し訳ございません。
    奇遇と言ってしまえばそれまでの事ですが、誠に嬉しいコメントでした。

    私の生まれは信州松本市の在です。
    故郷を離れ37年余、とても懐かしい思いで記事を拝読させて頂きました。
    とても羨ましい環境で作陶を生業とされている、とても羨ましい限りです。
    今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

    2007年01月06日 01:36
  • 明けましておめでとうございます。

    明けましておめでとうございます、陶人さん。
    新年早々の初コメントになんだかお年玉でももらった気分です、ありがとうございます。 松本のご出身だったのですね?これも何かのご縁、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
    あまかざり工房のある場所、確かに環境は良いのですが 良すぎて油断していると時代に取り残されそうな所です。

    私もまた、陶人さんのHPに遊びに行かせていただきます。
    ありがとうございました。 
    2007年01月06日 08:29